NC旋盤・機械加工

【転職のリアル】結婚と引っ越しで「NC旋盤9年」のキャリアがリセット。私が30歳手前で「鉄骨鍛冶」を選んだ理由

kakasuke

こんにちは、カカ助です。

転職の話をすると、友人や元同僚から必ず聞かれることがあります。
「なんで9年もやってたNC旋盤(工場)を辞めたの?」

実は、かっこいい理由ばかりじゃありません。
一番のきっかけは、結婚に伴う「引っ越し」でした。

妻との新生活のために住む場所を変えることになり、物理的に前の工場に通えなくなってしまったんです。
つまり、私の9年間のキャリアは、そこで一度強制リセットされました。

新しい土地で、また同じNC旋盤の仕事を探すのか?
それとも、全く新しい世界に飛び込むのか?

人生の岐路に立たされた私が、あえて厳しい「鉄骨鍛冶(現場仕事)」の世界を選んだ「本当の理由」をお話しします。

これから結婚や引っ越しを機に転職を考えている方の参考になれば幸いです。

結論:強制リセットされたからこそ「夢」を選べた

いきなり結論から言います。
もし引っ越しがなければ、私は今でもNC旋盤のボタンを押していたと思います。

でも、「どうせゼロから仕事を探すなら、天井のない世界に行きたい」と思いました。

  • 安定と楽さを取るなら: また「NC旋盤」の求人を探せばいい。
  • 将来、家族のために稼ぐなら: 「鉄骨鍛冶(現場)」で腕を磨くべきだ。

この決断の裏には、こんな計算がありました。

1. 「経験者」として生きるか、「挑戦者」になるか

新しい土地のハローワークで求人を見ていた時、ふと思いました。

「NC旋盤の経験者として入れば、給料はそこそこ貰えるだろう。でも、その先の景色は前の9年間と同じじゃないか?」

冷暖房完備の工場は快適です。雨にも濡れません。
でも、給料の上がり幅には限界(天井)があることも、私は9年間で痛いほど知っていました。

一方、鉄骨鍛冶の世界は青天井です。
未経験からのスタートは給料が下がりますが、技術さえ身につければ、将来的な稼ぎは工場時代を遥かに超える可能性があります。

「引っ越しがいい機会だ。守りに入るのはやめよう」
そう思えたのは、皮肉にも「住む場所が変わった」という強制力のおかげでした。

2. 妻を説得できた「将来性」(技術=単価)

私が未経験の現場職になると言った時、妻にはこう言いました。
「最初はキツイし給料も下がるかもしれない。でも、絶対にこっちの方が夢がある」

鉄骨鍛冶や溶接の世界はシンプルです。

  • 「アーク溶接」ができる
  • 「玉掛け」ができる
  • 「図面」が読める

こうして「できること」が増えれば、それがそのまま市場価値になります。
将来的には独立して、会社員時代の倍以上を稼ぐ先輩たちもいます。

これから家族を守っていくために、私は「今の安定」よりも「未来の可能性」に賭けることにしました。

3. 「現場」は意外と家庭向き?(時間のメリハリ)

これは転職して気づいた意外なメリットです。

工場時代は「忙しい月は残業地獄、暇な月は定時」と波がありましたが、
現場仕事は「日没まで」という物理的な制限があるため、意外と夕方の終わり時間はキッチリしています。

朝は早いですが、その分夜は家族とご飯を食べられる。
「やることをやってスパッと帰る」というメリハリは、新婚生活において意外とプラスに働いています。

まとめ:引っ越しは「チャンス」だった

正直、転職1年目の今は、肉体的な疲労を考えると「前の工場のほうがコスパは良かったかな…」と思う夜もあります(笑)。

でも、あの時引っ越しがなければ、私は一生「井の中の蛙」で終わっていたかもしれません。

「機械のお守り」をして過ごす9年と、「自分の腕を磨く」これからの9年
どちらが10年後、家族を幸せにできるかを考えた時、私は今の道を選んで正解だったと信じています。

もし今、結婚や引っ越しでキャリアに悩んでいる人がいたら、思い切って現場の世界を覗いてみてください。
環境が変わる時こそ、自分を変える最大のチャンスですよ。

ABOUT ME
カカ助
カカ助
駆け出しブロガー
NC旋盤9年→鉄骨鍛冶へ。現場で“ただの作業者”で終わらないための思考法「WORK Logic」を発信しています。段取り・補正・初品・安全・道具選びを、明日から使える形でまとめます。
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